【検証】ドルスキャワールドFX – トレード日誌 2018 7/25

ドルスキャワールドFX（手動版）の、検証トレード記録です。

口座はカニトレーダーさまがメインで使っている、OANDA JAPANを使用します。

この検証シリーズでは、商材のルールに従い、淡々と行います。月単位での勝率で考えますので、日々のトレード結果は考慮していません。

大きく負けて、自分の資金管理ルールに抵触した場合、途中で検証を終了します。

本日の相場について（補足）

指標以外でもチャートが大きく動いた、イレギュラーな相場でした。

要人発言、貿易戦争、トランプ氏自動車関税、日銀・・・自分も含め、トレーダーにとっては「振り回された」「事故が多発した」一日になったかと思います。

ファンダメンタル的に忙しい1日。ロング勢もショート勢も、かなりのストップロスを巻き込んで、混乱状態が続きました。

このような「事件多発」の日は、サインツールなどもってのほか、トレードルールやテクニカル分析なども役に立ちません。

もっとも良いのはトレードをしないことです。「運」でしかないため、たとえ勝っていても、自分のトレードスキルはあがりませんし、メンタルにも良い影響を与えません（ギャンブラーになってしまいます）。

商材検証「ドルスキャワールドFX（手動版）」

検証について

手動版のため、全てのエントリーは不可能と割り切ります。

商材の検証も兼ねているため、ロットを少なめにしています

トレンドの強さ・通貨の強弱などから、裁量判断を入れます（商材のルールには従うが、トレンドが逆、弱いと思うときは、ロットを小さくしています）。

損切りは自身のルールで設定します。

本日のトレードデータ

全体的にトレンド感が曖昧で、サインは効果的に働かなかった。

10:40付近の買いサインでのエントリーは、直後に下落＋トレンドサイン反転。商材としては失敗エントリー。

裁量により戻りを狙い、微益にてエグジット。

裁量で長期トレンドに従ってしまうと、商材のサインの意味がないし、スキャル目線でのトレードとは言えないので悩みどころである…。

トレンドサインがいったり来たりするときはトレードを控えるべきか。

15:00付近の買いサインも、直後に30分ほどもめ、トレンド反転（中国貿易戦争関係か？大きなドル円落あり。特に材料は見当たらないのだが・・・昨日安値の110.96を目指したか？）。

米欧の貿易関税会談もひかえていたため、夜のトレードは見送り。サインは監視するも、逆行が多くみられうまく働かなかった。

本日のトレードメモ

方向感は定まらず、本日もトレンドフォロー型には苦しい展開続く・・・。

●　午前は、ゴトーの調整・オーストラリア指標の影響でボラが大きくなる。トレンド感もあいまい。

●　23：00指標により、ややドル円が↑。

その後、自動車関税に関するトランプ大統領コメント（ワシントンポスト紙）により、40pips近くの急変動あり。リスク回避の円買い→3:45ごろ落ち着く。

午前2：40付近、日銀政策がらみの報道（日経新聞）→ドル円は20pipsほど落ち込む。

要人コメントは防ぎようがない・仕方ない（事故）なので、負けても気にしないこと。たとえ勝っても、メンタルやルールに悪い影響しか与えない。

●　明け方 4:40ごろ円が暴落。トランプ大統領がEUとの会合で譲歩、貿易戦争回避を発表した。ドルが弱くなり、ユーロが強くなる。あわせてリスク回避とされていた円が暴落。

ユーロドルはトレンドを無視して上昇、クロス円も上昇。

明日のトレードについて

明日は、かなり重要指標が控えている他、要人発言あり。

・イギリスGDP4半期発表
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策金利
・ドラギ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁、定例記者会見

特にドラギさんの発言が控えているので、できる限りトレードを控えることをおススメします。単純に「運」で決まる一日となるかと思います。